【新聞一面比較 R2.6.25】「沖縄慰霊の日(6•23)」
1.はじめに
皆さんこんにちは。
今日も1日10分で世の中のことに詳しくなろう!
先生〜〜っ、今日はワークシートじゃなくて各新聞の一面比較なんだね!
新聞ってどれも同じだと思ってたけど違うもんなんだね〜!
そうそう。比べていくと編集の仕方に各新聞社のスタンスが出るんだ。同じ人の発言でも、どこを切り取るか? どう受け取るか? は全然違うよ〜。沖縄慰霊の日について見てみよう!
2.6紙(朝日,産経,東京,日経,毎日,読売)一面比較
以下、私なりに各紙の特徴だと思ったとこの抜粋と印象を書いてみたよ。
産経
・両陛下ご黙祷
・安倍首相、米軍基地負担に触れつつ「政府として負担軽減に向け一つひとつ確実に結果を出していく」
一面で天皇に触れているのは産経だけ。
読売
・例年5000人が参列するが、コロナの影響で約160人で実施。
・玉城デニー知事、「戦争の記憶を風化させず、平和を希求する『沖縄のこころ・チムグル』を世界に発信する。
・安倍首相はビデオであいさつし、基地負担軽減に全力を尽くす考えを示した。
小さい記事で、内容もかなり要約している印象。
日経新聞
・一面では取扱なし。社会面で。
社会面では辺野古には触れず事実を淡々と伝えてる印象。
毎日
・玉城デニー知事は「人類史上他に類を見ない惨禍を経験したヒロシマ・ナガサキと平和を願う心を共有し、人類が二度と『黒い雨』や『鉄の暴風』を経験することがないよう、心に『平和の火』をともし、尊い誓いを守り続ける決意を新たにする」と述べた。
・安倍首相「基地負担の軽減に向け、一つ一つ確実に結果を出していく決意だ」と強調したが、辺野古移設には今年も触れなかった。
辺野古基地負担のことや玉城知事の言葉を上記3紙より取り上げているな〜。
東京
・玉城デニー知事は平和宣言で、人類史上他に類を見ない惨禍を経験した被爆地の広島、長崎た「平和を願う心を共有する」と訴え、不戦を誓った。
・玉城氏は平和宣言で、米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部で埋め立てを進める政府を直接批判せず、辺野古の海は「ウチナーンチュ(沖縄人)の財産」と述べるにとどめた。安倍首相も辺野古に触れなかった。
・政府との対決色を薄めた格好だが、知事周辺は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため首相の招待が見送られ「辺野古阻止を訴える相手がいなかっただけだ」と説明。玉城氏は式典後「辺野古新基地建設に反対する気持ちは全く変わらない」と強調した。
・沖縄には現在も国内の米軍専用施設の7割超が集中し、米軍による事件や事故が相次ぐ。
・首相はビデオ映像を通じ「基地負担の軽減に向け、確実に結果を出す決意だ」と述べた。
安倍首相や現政権と、辺野古移設への批判を強調して述べている!
朝日新聞
・生活の場が戦場となり、防衛隊や学徒隊など現地招集の軍人・軍属を含めた沖縄県出身の犠牲者は12万人に及んだ。
・玉城知事は平和宣言で、沖縄になお7割が集中する米軍基地(専用施設)の現状を訴え、反対してきた名護市辺野古の基地建設に対しては、豊かな自然環境を次世代に残すことが責務と強調した。昨年のような政府への強い批判は盛り込まれなかった。
・安倍首相はビデオメッセージで、辺野古の基地建設には直接言及せずに「『できることはすべて行う』との方針の下、沖縄の基地負担軽減に全力を尽くす」と述べた。拍手はほとんどなかった。
安倍首相のメッセージに対して「拍手がなかった」と言う文を敢えて入れたことで、「感情的」に安倍首相を批判しているのが印象的。
おまけ(昨年の各紙一面)
一面で取り扱ってない読売、産経。差が出ますな〜。
3.まとめ
安倍首相と、辺野古基地移設をどう扱うかが各紙のスタンスを表してるね〜。こんなはっきり差が出るんだ!
産経と読売、日経は辺野古基地問題には触れないし安倍首相に対して批判的な言葉はない。
反面、毎日と東京、朝日は辺野古基地問題と安倍首相への批判の言葉がある。
これって、どこの報道の仕方が正しいとかじゃなくて比較して知ることって大事じゃない?
その通り! ひとつの新聞だけ読んでるとニュースへの感じ方が偏ってしまうよね。ネットでも良いし様々な見方を知ることで分かることってあるからね。
それでは今日はここまで!また明日〜。
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